2023/02/07 18:33
染織工芸作家 徳右衛門
1951年、京都府生まれ。1974年、呉服業界に入り、主に呉服の仕入れ販売に携わる。
その後、悉皆(呉服のトータルコーディネーター)業を経て、1982年に呉服づくりを開始。
呉服の需要が減った2000年頃より柿渋染めを手がけている。
徳右衛門が着物以外の商品に目を向けたのは、柿渋染の失敗からでした。
着物に柿渋を染めましたら、天然染料ならでわの味のあるとっても良い色が出ました。
しかし、生地は硬く着物にはとても難しく上手くいきませんでした。
着物の生地を使って何か他の物を作ることはできないか。と色々作って見ました。
ベスト、鞄、巾着、マスク、などなど。
展示会でお客様へマスク、巾着などを作りプレゼントしましたらとても喜んで頂けました。
着物の生地を使って小物作りを始めることになったのは、これが起源です。
現在も柿渋の魅力を生かす新たなものづくりに取り組んでおります。
※着物の生地はシルクです。化繊より大切にご使用お願い致します。
また、一反の長さが13〜14メートルの為、大量生産は難しく同じ柄や色味のものを作ることができません。
一つ一つ手作業で制作しているため、色や形に若干の違いがある場合がございます。
ご理解のほどよろしくお願い致します。